今日はVisual Studioの「貼り付け」のショートカットキーをデフォルトのShift + Insから伝統的なCtrl + Vに変更しようというお話です。
ここのところずっとIDEはNetBeansを使っているのでVisual Studioを使うことはめっきりなくなったんですが, ちょっとした事情から久しぶりにVisual Studioを使いました。
以前にVisual Studioを使ったのはVS 2010だったので実に久しぶりのVisual Studioです。
ところがコードをコピーしてペーストしようとCtrl + Vを押しても反応がない。
反応がないので「編集」メニューから「貼り付け」を見てみると, ショートカットキーがおなじみのCtrl + Vではなく「Shift + Ins」に…
うーん。ÓㅅÒ)…
Shift + Insが良いという人もいるんでしょうが, どうも私にはCtrl + Vの方が操作性が良いと思うんですよ。Shiftは良いとしてもIns(Insert)キーってノートPCなら上の方の小さなキー、フルサイズのキーボードならF12キーの右下じゃないですか。操作性あまり良くないよ…
ということで貼り付けのショートカットキーをCtrl + Vに変更しよう、というお話です。
ググってもこの類の話を見つけられなかったので, まとめることにしました。
手順:
① 「ツール」から「カスタマイズ」を選択
② 出てきたウィンドウ下部にある「キーボード」をクリック
③ 「以下の文字列を含むコマンドを表示」に「貼り付け」と入力し,
④ 「編集.貼り付け」を選択
⑤ 「ショートカットキー」の入力にカーソルを合わせ, Ctrl + Vを押す
⑥ 「割り当て」をクリック
⑦ 以上で操作は完了なので「OK」をクリックして閉じて構いませんが, Shift + Insは使わないので「選択したコマンドへのショートカット」から「Shift+Ins(全体)」を選んで削除しても良いでしょう(私は削除しました)
これで貼り付けがCtrl + Vで行えるようになりました。
他のPCでVisual Studio 2015を開いても貼り付けのショートカットキーはShift + Insになっていたのでデフォルトの設定なのかもしれませんが, Ctrlキーに小指を置いたままコピー, カット, ペーストができるのがこのショートカットキーの魅力な気がしているので, 「Shift + Ins」の魅力は何なのかなぁと思ってしまいます。